Feras Dalatey
[タルトゥース(シリア) 14日 ロイター] - ロシア海軍艦艇と貨物船から成る船団が先週、同国軍が長年使用してきたシリア沿岸の施設に物資を届けたと、関係筋2人が明らかにした。ロシアはここ数カ月間、タルトゥース港とフメイミム空軍基地に補給を行ってきたが、8月9日にロシア軍のシリア駐留を巡り両国が合意して以降では初となる。
合意は、ロシアが使用する民間施設をシリアの管理下に移行し、軍事拠点を共同訓練センターに転換することを定めている。そうした中でロシアが両拠点に補給を続けていることが今回示された。ロシア軍は合意に基づき、両拠点で駐留を継続する。
ロイターと海事情報会社シンマックスが追跡した船舶動向によると、4隻から成る船団は7日に地中海沿岸のタルトゥース港に到着した。荷下ろし作業中には、監視気球が港の上空を飛行する様子も確認された。
シリア軍の関係筋と、この作戦に詳しいロシア・シリア系実業家によると、ロシアの貨物船「スパルタ」が、フメイミムとタルトゥース向けの弾薬を含む物資を荷下ろしした。ロイターは積み荷の内容や宛先を独自に確認できなかった。
シリアの港湾税関総局とダマスカスのロシア大使館は、コメント要請に応じなかった。