[シンガポール 15日 ロイター] - 海運データ会社ケプラーが15日に公表した速報値によると、14日にホルムズ海峡を通航したコモディティー(商品)運搬船は4隻で、前日の10隻から一段と減少した。中東で攻撃が激化していることが背景。
それによると、ドライバルク船2隻が海峡から出たが、うち1隻は積載、もう1隻はバラスト(空荷)状態だった。海峡に入ったのは原油タンカー2隻で、いずれもバラスト状態だった。
一部の船舶はトランスポンダー(船舶自動識別装置)をオフにした状態で海峡を通過している可能性があり、その場合は集計に含まれない。
イランの革命防衛隊は、パナマ船籍の石油タンカーがホルムズ海峡南部の「航行禁止区域」通過中に機雷に接触し、爆発・炎上したと発表。イランのファルス通信が14日に報じたが、事故がいつ発生したかは明らかになっていない。
フーシ派はこの日も、サウジアラビアに対する新たな攻撃を実施した。湾岸アラブ諸国はイランとの協議を延期し、中東紛争がさらに拡大して世界の石油供給を脅かす懸念が高まっている。
一方、紅海側の要衝バベルマンデブ海峡を14日に通航した運搬船は21隻で、前日の28隻から減少した。