[ロンドン 14日 ロイター] - チャールズ英国王は今週、主要な人工知能(AI)企業のトップらを招き、人類への脅威になり得るとの懸念が広がるAI技術の指針となる共通原則の必要性について議論を行う。
英紙サンデー・タイムズによると、同会合には、エヌビディアのジェンスン・フアン創業者兼最高経営責任者(CEO)、グーグル・ディープマインドの創業者兼会長デミス・ハサビス氏、バチカンのAI顧問を務めるパオロ・ベナンティ氏らのほか、英国のカニシュカ・ナラヤンAI担当相が参加するとみられる。AI業界の主要企業がAI開発ペースの減速を訴える中、会合では、AI技術を社会の利益と人間の尊厳の維持のためにどう活用できるかを議論する。
AIを巡る議論は、アンソロピックの研究者2人が、急速に進化するAI技術が近い将来、人類の絶滅を招く恐れがあると警告したことで再び注目を集めている。アンソロピックのダリオ・アモデイCEOは12日、Xに掲載した文書で「われわれはAIモデルの能力を向上させるペースを緩めなければならない」と主張し、AI業界全体に開発を減速するよう促した。