[14日 ロイター] - 米金融大手シティグループは14日、イングランド銀行(英中央銀行)が年内に利上げに踏み切るとの見通しを示した。インフレ圧力が根強く、政策当局が金融引き締めの継続を迫られる可能性があるとし、「年内に1回、2027年初めにもう1回、恐らく11月と2月に」利上げが実施されるとの見方を示した。
シティは今月の金融政策委員会(MPC)で英中銀がよりタカ派的なメッセージを発すると見込んでいる。
これに先立ち、ゴールドマン・サックスは、インフレが続き、成長も底堅さを保っているとして、英中銀が11月に25ベーシスポイント(bp)の利上げを実施すると予想。ゴールドマンのアナリストはリポートで「ここ数週間でエネルギー卸売価格が大幅に上昇したほか、総合インフレ率の上昇幅も中銀の想定を上回った。成長を示す指標も好調だった」と指摘した。
ゴールドマンは17日のMPCでは、市場の大方の予想と同様に金利が3.75%に据え置かれると予想。また、11月の利上げ後は、エネルギー価格の下落で追加引き締めの必要性が薄れるため、金利を据え置く可能性が高いとした。
ゴールドマンとシティは従来、26年を通じて金利は据え置かれると予想していた。また両社とも、英中銀は最終的に利下げに転じるとみており、緩和サイクルは27年末までに始まると予想している。
LSEGのデータによると、市場は年末までに計47bpの利上げを織り込んでいる。