[フランクフルト 14日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのカジミール・スロバキア中銀総裁は14日、ユーロ圏のインフレ率はすでに高い水準にある予測を上回る可能性があり、天然ガスや電力価格の動向が大きな懸念材料になりつつあると述べた。
タカ派として知られるカジミール氏は、他の同僚たちとは異なり、追加利上げを求めるには至らなかったものの、証拠が行動を正当化する場合にECBは断固とした対応を取ると指摘。ブログ記事で「私の注目は現在、石油や燃料価格から、ガスや電気料金へと次第に移りつつある」とし、「人々の認識や期待にとって非常に重要な食料品のインフレ率も上昇すると予想される」と記した。
「インフレリスクは明らかに上振れ方向にある」と投稿。「エネルギーショックはすでに多くの人の予想以上に長く続いている。しかし、その全体の影響が経済に波及し尽くしたわけではない」と述べた。