[12日 ロイター] - 米ソフトウエア大手オラクルは12日、ラリー・エリソン共同創業者兼会長が、最大5000万株(11日終値ベースで約75億ドル相当)のオラクル株を売却する計画を中止したと発表した。理由は明らかにしていない。
オラクルは11日、規制当局への提出書類で、エリソン氏が今年6月22日にこの売却計画を策定し、その有効期限が今年10月24日となっていることを開示していた。
だが同社は12日、「当該計画に基づきオラクル株は一切売却されておらず、同氏は今後、保有するオラクル株を売却する計画も一切ない」と表明した。
オラクルの株価は今年、設備投資の急増がフリーキャッシュフローを圧迫していることへの投資家の懸念が高まったことを受け、大きく下落している。
年初来の株価下落率は23%近くに達しており、エリソン氏が取引計画を承認する直前の最終取引日である6月18日の終値と比較しても、18%以上下落している。
LSEGのデータによると、82歳のエリソン氏は2014年までオラクルの最高経営責任者(CEO)を務め、現在も同社株式の38%以上を保有する筆頭株主だ。