[ダブリン 11日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのマクルーフ・アイルランド中銀総裁は11日、中東紛争の長期化はインフレを高止まりさせるリスクがある一方で、ECBが金利を「さらに大幅に」引き上げれば経済成長を損なう恐れもあるとの見方を示した。

マクルーフ氏はアイルランド中銀ウェブサイトのブログで「見通しには依然として大きな不確実性がある」と言及。その上で「インフレ高止まりの短期的な要因は依然としてエネルギーだ。中東での紛争が長期化すれば、インフレが長期にわたって高止まりするリスクがある。しかし、不確実性のもう一方の側面として、現行水準からさらに大幅に利上げを進めれば、成長面で現実的な代償を伴う可能性がある」と述べた。

ECBは10日、今年2回目となる利上げを実施。関係筋がロイターに語ったところによると、政策当局者らは今後数カ月間にさらなる金融引き締めを見込んでおり、早ければ10月にも動く可能性がある。

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