Jana Choukeir

[10日 ロイター] - アルジェリア政府は10日、アラブ首長国連邦(UAE)との外交関係を断絶すると発表した。UAEによる「挑発的、または敵対的な」行動のためとしたものの、具体的な理由は明らかにしなかった。

両国関係は近年、緊張感が高まっていた。エンナハルTVはアルジェリア国防省の発表に基づき、UAEに登録された全ての民間機と軍用機について、11日からアルジェリア領空の通過を禁止すると報じた。ただ、首都アルジェを発着するUAEの民間航空機については、現行の契約が満了する2026年末までは禁止措置の対象外にすると説明した。

アルジェリア外務省は「二国間関係を維持するためのあらゆる手段を尽くした」ものの、UAEの行動はもはや容認または許容できる範囲を超えた段階に達しているとコメントした。

これに対してUAE外務省は10日夜、「外務省は、兄弟であるアルジェリア国民に対するUAEの感謝、とりわけUAEに居住するアルジェリア人コミュニティーや、アルジェリアからの旅行者を通じて結ばれている両国民の絆に対する誇りを改めて表明する」と表明。アルジェリアが決定した外交関係断絶が一時的なものになることへの期待感を示すとともに、UAEが両国民の間の絆と、共通の利益を維持することに引き続き尽力すると訴えた。

UAEの大統領外交顧問を務めるアンワル・ガルガッシュ氏は短文投稿サイト「X」で、外交関係は「解読を要する謎やシグナル」ではなく、「合理性、対話、そして明確な利益」に基づくべきだと主張。アルジェリアのことを明示したり、自身の発言を同国の決定と結びつけたりはせずに、外交の成功は明確な立場と、利益や意見の相違を効果的に管理できるかどうかにかかっているとの見解を示した。

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