[10日 ロイター] - 中国の新興人工知能(AI)企業ムーンショットAI(月之暗面)が資金調達と知名度向上を目指し、香港と上海での重複上場を検討していると、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が10日、事情に詳しい関係者2人の話として報じた。

それによると、大規模言語モデル「Kimi」の開発元である同社は、香港での新規株式公開(IPO)計画について出資者らと協議してきたほか、その後に中国本土で上場する可能性についても検討している。

上海証券取引所の新興ハイテク企業向け株式市場「科創板」を上場先とする公算が大きく、近く同取引所と協議を始める可能性があるという。

同紙は関係筋の話として、ムーンショットが中国本土での上場を検討しているのは、香港上場AI関連銘柄の株価が比較的低調なことや、香港でIPO案件が多数計画されていることを反映している可能性があると報じた。

ムーンショットのコメントは得られていない。

ロイターは先週、複数の関係者の話として、ムーンショットが香港で非公開でIPOを申請したと報じた。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。