Neil J Kanatt Danielle Kaye
[10日 ロイター] - 米百貨店メーシーズが10日発表した第2・四半期(5─7月)決算は、売上高が前年同期比1.1%増の48億7000万ドルとなり、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の48億3000万ドルを上回った。1株当たり0.23ドルの関税還付を除いた調整後1株利益は0.40ドルで、アナリスト予想の0.37ドルを超えた。高級百貨店チェーンのブルーミングデールズとブルーマーキュリーで、高所得層の消費者が堅調な購買活動を続けていることが追い風となった。
メーシーズは2026年度通期純売上高見通しを従来予想の215億―217億5000万ドルから216億8000万―218億3000万ドルに上方修正した。通期調整後1株利益見通しも従来予想の2.00-2.20ドルから2.15─2.35ドルに引き上げた。
一方で事業再生計画の一環として行った投資により、第3・四半期の調整後1株損益は0.19─0.23ドルの赤字となる見通しを示し、赤字幅は市場予想の0.06ドルを上回った。
ブルーミングデールズとブルーマーキュリーの店舗はメーシーズの店舗を上回る業績を維持している。第2・四半期のブルーミングデールズの既存店売上高は11.3%、ブルーマーキュリーの同売上高は6.2%それぞれ増えたのに対し、メーシーズの同売上高は1.1%増にとどまった。
メーシーズはこれまでに約1億1600万ドルの関税還付金を受け取り、そのうち1800万ドルは第3・四半期分だ。この収益の大半を事業再生の取り組みや燃料価格の不確実性への対応に充てる計画だ。