Pavel Polityuk Anna Pruchnicka
[キーウ 10日 ロイター] - ロシア軍は10日、ウクライナ南東部の工業都市パウロフラードに対して大規模な攻撃を仕掛け、7人が死亡した。首都キーウのガソリンスタンドやドニプロにある米大手穀物商社ブンゲの施設も攻撃を受けた。
ロシアは物流や経済関連の拠点への攻撃を強化している。
東部ドニプロペトロウスク州の知事はテレグラムへの投稿で、ロシア軍がドローンや空爆でパウロフラードの5地区を攻撃したと述べた。負傷者は子どもを含めて76人に上った。
同市は炭鉱地帯を支える鉄道・物流の拠点として知られ、ウクライナ中部と東部の前線を結ぶ、ウクライナ軍にとって重要な補給路としての役割を果たしてきた。
キーウのガソリンスタンドへの攻撃は、ジェット推進型ドローンによるもので、4人が負傷した。
ドニプロでは、ブンゲのひまわり油製造施設への攻撃により2人が死亡し、5人が負傷した。同施設は、1日あたり1600トンの油糧種子の処理能力を持つ、ウクライナの5大食品工場の一つ。
ウクライナのシビハ外相は米国資本の企業に対する攻撃はここ数週間で2度目だとし、「米国企業や経済的利益に対するロシアの組織的なテロキャンペーンの一環だ」とXに投稿した。
カナダを訪問中のゼレンスキー大統領は、ロシア軍が東部のドネツク州や北東部のハルキウ州の各地も攻撃したと述べた。