[ベルリン 10日 ロイター] - ドイツとアラブ首長国連邦(UAE)の首脳は10日、両国企業間で総額94億ユーロ相当の契約が締結されたと発表した。また、UAEがドイツの産業振興を目的とした投資パッケージを打ち出すことも明らかにした。

共同声明によると、UAEのムハンマド・ビン・ザイド・ナハヤン大統領はドイツを3日間の日程で国賓訪問し、メルツ独首相と会談。「両国および広範な国際秩序にとって重要な節目に行われた」と記した。また両国は、二国間貿易・投資関係を深化させる方針を再確認したと述べた。

投資パッケージは、ドイツの産業競争力と経済成長の強化を目的としており、容量約1ギガワットの新規データセンター開発を含むデジタルインフラへの投資が含まれる。

また、UAEのスルターン・アル・ジャーベル産業・先端技術相は、ドイツの産業と雇用の支援に向け、400億ユーロ(460億ドル)を追加投資すると発表。「ドイツは数十年にもわたり、わが国の重要な戦略的・経済的パートナーであり、今回の400億ユーロの追加投資は、今後数年間にわたりその関係に投資していくというわれわれの意欲の表れだ」と述べた。

既存の対独投資340億ユーロに上乗せする形で行われる今回の追加投資は、ドイツの産業能力と熟練労働者の雇用を支援し、エネルギー安全保障とサプライチェーン(供給網)を強化することを目的としていると説明した。

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