[イスタンブール 10日 ロイター] - トルコ中央銀行は10日の金融政策決定会合で、主要政策金利を37.0%に据え置くと決定した。据え置きは5会合連続。市場予想とほぼ一致した。翌日物貸出金利と借入金利も40.0%、35.5%にそれぞれ据え置いた。10月には金融緩和サイクルが始まると広く見られている。
ロイターがまとめた調査で、17人のエコノミストのうち16人が据え置きを予想。1人は100ベーシスポイント(bp)の引き下げを予想していた。中東情勢の緊迫化とインフレや政策見通しへの影響が注目される中、エコノミストらは10月と12月の会合で合計約200bpの利下げを見込んでいる。
トルコの8月のインフレ率は31.51%。中銀は最新のインフレ報告で、2026年末のインフレ率見通しを28%と、従来の26%から引き上げた。最近の指標は物価上昇ペースの鈍化を示すものの、エネルギー価格の高止まりが先行きへの上振れリスクとなっていると指摘した。
トルコ政府は、26年末にはインフレ率が28.4%に鈍化すると見込んでいる。
今回の据え置き発表後、通貨トルコリラはほぼ横ばいで推移。イスタンブールの主要株価指数は下落した。