ロサンゼルスが映像制作の現場として復活する日がやって来る──今、ハリウッドはこの話で盛り上がっている。
長年の間、映像作品の制作現場は、低コストを武器にしたアトランタ、ニューオーリンズ、トロントといった都市に奪われてきた。だが今、カリフォルニア州の税制優遇措置、新たな法整備、地元の許可手続きの簡素化などの施策のおかげで、ロサンゼルスへの回帰が始まっているという。
だが状況は本当に変わろうとしているのか。それとも、制作現場を呼び戻すための宣伝にすぎないのか?
楽観論者は、具体的な数字を根拠に挙げる。今年3月、『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』主演のノア・ワイリーは、制作をハリウッドに呼び戻す取り組みを支援するため、アダム・シフ上院議員がカリフォルニア州バーバンクで開いた公聴会に出席した。
ワイリーによると、『ザ・ピット』のシーズン1は同州に1億2500万ドルの経済効果をもたらしたという。フォックスのドラマ『ベイウォッチ』のリブート版もロサンゼルスで撮影されている。
こうした動きが「勝利」と言われるのは、長い間制作現場の流出が続いていたからだ。映画会社は当初、コスト削減を求めて撮影現場を米国内の他の都市へ移したが、今や労働組合の規制が緩く、優遇措置も手厚い国外へと完全に拠点を移すケースが増えている。
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