
ディズニーの基本精神となる言葉
加入したものの、『プラダを着た悪魔』だけを見てすぐ退会してしまうような状況はとても残念なので、「こんなコンテンツもあります」「こちらもお好みかもしれません」とレコメンデーションすることで、長くサービスを楽しんでいただけるように努めたいですね。
──ありがとうございました。これからの活動で大事にしていきたいことなどあれば、最後にお聞かせください。
「Disney is special entertainment with heart」。これは、ディズニーのブランドプロミスであり、基本精神です。そして、ハートという言葉は、見る人、遊ぶ人の心を震わせるということにもつながっていきます。この精神は100年以上にわたって受け継がれてきたものなので、「心を込めたおもてなし」を提供するという姿勢はこれからも変わらないと思います。
ただし、心を震わせるコンテンツのあり方は、時代と共に変わっていくところがあります。ですから、その点を踏まえたうえでお客さまに喜んでいただけるものを提供していくことが大事になるでしょう。
──基本精神を守りつつも、時代の風潮にあわせながら、ユーザーに必要とされるものを提供していくということですね。
そのためには、いままで踏み込んでこなかった領域に取り組むことも大事になると考えており、『ガンニバル』などはまさにディズニーとしての挑戦でした。
この8月からは、吉本興業の芸人さんたちと『THE ONE SHOT』というお笑いコンテンツをスタートさせたのですが、こちらも私たちにとっては大きな挑戦です。実際、吉本の芸人さんからも「これを本当にディズニープラスでやるの?」といわれていました。しかし、おかげさまで非常に人気があって、『THE ONE SHOT』が見たいからと、加入される方も多くいらっしゃる状況です。
こうしたコンテンツをきっかけにディズニープラスの面白さを知っていただき、ファンダムのさらなる強化につなげていけたらと思っているので、基本精神を大事にしつつ、今後も新しい挑戦を続けていきたいですね。
次回のPREMIUMインタビューは、9月28日(月)に掲載予定です。
本記事は、ニューズウィーク日本版の無料会員向け企画「PREMIUMインタビュー」シリーズの一編です。国内外の識者やキーパーソンへのインタビューを、今後も随時お届けします。
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