[シンガポール 9日 ロイター] - 9日アジア時間の取引で、北海ブレント先物が上昇し、7月24日以来初めて1バレル=100ドルを上回った。中東で戦闘が激化し、原油供給への懸念が強まった。
0721 GMT(日本時間午後4時21分)時点で、北海ブレント先物は2.15ドル(2.2%)高の1バレル=100.07ドル。米WTI先物は1.70ドル(1.83%)高の94.73ドルだった。
今週に入り、イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジアラビアのエネルギー施設を攻撃して火災が発生した。紛争が大幅に拡大する恐れが出ている。
ゴールドマン・サックス、バンク・オブ・アメリカ、HSBCなど、原油価格の見通しを引き上げる金融機関がここ数日、相次いでいる。
ライスタッド・エナジーのチーフエコノミスト、クラウディオ・ガリンベルティ氏によると、8月30日の戦闘再開に先立つ1週間には、ホルムズ海峡を日量約800万─900万バレルの原油が通過したが、直近では日量200万バレルを下回った。