Sheila Dang
[ヒューストン 8日 ロイター] - 米石油大手シェブロンは、ベネズエラでの生産拡大を目指す5カ年計画の一環として、同国で運営する石油掘削リグの数を2倍以上に増やす予定だ。同社のアイマー・ボナー最高財務責任者(CFO)が8日、バークレイズが開催した会議で明らかにした。
シェブロンは先週、ベネズエラでの合弁事業を通じて70億ドル超を投資し、2031年までに原油生産量を日量60万バレルへと2倍以上に増やす計画を発表している。
同社はベネズエラの長年にわたる政情不安にもかかわらず、同国で長期にわたり事業基盤を維持している。米軍によるマドゥロ大統領の追放を受け、トランプ米政権は石油生産各社に対してベネズエラへの投資を働きかけてきた。
ボナー氏によると、合弁事業の生産量は日量60万バレルに達した後、同60万─70万バレルで安定を維持する見込み。同氏は「豊富な資源基盤により、この生産水準を5─10年間維持できる可能性がある。これは油層からの回収としては初期の段階に過ぎず、生産をもっと増やす余地がある」との見方を示した。