Takahiko Wada

[東京 9日 ロイター] - 日銀が9日に発表した8月のマネーストック速報によると、M3の平均残高は前年比1.2%増の1640兆円だった。伸び率、残高ともに前月を小幅に下回ったが、残高は引き続き高水準。

内訳では、預金通貨が0.1%増の977兆6000億円となる一方、定期預金などを含む準通貨は4.4%増の531兆2000億円と高い伸びを維持している。現金通貨は1.3%減と、引き続き前年比マイナス。

M2は2.0%増の1296兆4000億円で、伸び率・残高ともに前月をやや下回った。

広義流動性は4.4%増の2342兆7000億円で、残高は過去最高を更新した。家計の投資活発化で、投資信託が13.9%増、国債が18.5%増と高い伸びを続けている。外債は7.1%増の33兆1000億円。前年対比の円安が伸び率を押し上げた。広義流動性の速報値はデータが集まらない計数もあり、来月以降に値が修正される可能性がある。

*日銀の発表資料は以下のURLをダブルクリックしてご覧下さい。

マネーストック: http://www.boj.or.jp/statistics/money/ms/ms2608.pdf

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