Toby Sterling
[アイントホーフェン(オランダ) 8日 ロイター] - オランダの半導体製造装置大手ASMLは8日、人工知能(AI)ブームによる需要の急増に対応するため、オランダ国内で大規模な新生産拠点の建設に着手した。
「BICノース」と呼ばれる新プロジェクトは、アイントホーフェン空港近くの未開発地約35ヘクタールに建設される。ASMLの本社と主要生産拠点があるフェルトホーフェンから約7キロに位置し、欧州のテクノロジー・製造ハブとしての同地域の重要性が浮き彫りとなった。
クリストフ・フーケ最高経営責任者(CEO)は声明で「半導体業界からの世界的な需要拡大には、継続的な投資が必要だ」と述べた。
投資により、最終的に最大2万人分の就業スペースが増設される。2029年までの完成を目指す第1段階では、オフィス、物流施設、専門的な装置製造のための管理された環境である「クリーンルーム」が整備される。
ASMLは新たな施設について、巨大な半導体露光装置をより迅速かつ効率的に組み立てることが可能になるとしている。