Idrees Ali Joe Brock

[ワシントン 8日 ロイター] - イランの精鋭軍事組織である革命防衛隊は8日、ホルムズ海峡の入り口で米国の無人潜水艇を捕獲したと発表した。軍事作戦における水中無人機(ドローン)の活用実態を垣間見せる珍しい事例となった。

イランの国営メディアによると、この潜水艇はカリフォルニア州の防衛企業アンドゥリルが製造した自律型大型潜水艇「ダイブ─LD」。同社によれば、全長19フィート(5.8メートル)のこの潜水艇は、機雷対策、海底測量、情報収集、ケーブルやパイプラインなどの水中インフラの点検などの任務を遂行できる。

同メディアによると、革命防衛隊の海軍は「ホルムズ海峡の入り口で、テロリストである米軍の最も近代的で高度に知能化された無人潜水艇1機を捕獲した。この潜水艇は最新技術を搭載している」と述べた。

これに対し、米国防総省の報道官は、水中ドローンが「1日以上前に故障した」と説明。「同機は、進行中の作戦を支援するため、当該海域の調査を行っていた。故障したドローンは旧型モデルであり、機密データを収集しておらず、機密扱いのソナーやレーダー装置も搭載していなかった」と述べた。

ロイターはイラン側の主張を独自に確認することはできず、国防総省も声明の中でこれについて言及しなかった。

アンドゥリルはコメント要請に応じなかった。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。