[ドバイ 8日 ロイター] - サウジアラビアで8日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派による攻撃を受け、73人が負傷し、一部のエネルギー施設が操業を停止した。サウジ当局は危険な事態のエスカレートだと非難した。

サウジ・エネルギー省によると、攻撃を受けた施設で火災が発生し、複数の負傷者が出た。消防などの緊急対応部隊が消火活動と被害状況の確認に当たった。「施設と従業員の安全を確保し、承認された操業計画に沿って業務を継続するため、必要な措置を講じる」と表明した。

同省の声明を受け、北海ブレント先物は1ドル上昇し、1バレル=98ドルとなった。米WTI先物は2ドル超上昇し、93.65ドルとなった。

フーシ派は、7月にサウジに対する海上封鎖を宣言して以来、紅海を航行するサウジの船舶を標的にするなど、同国に向けて攻撃を繰り返している。

イエメン暫定政権を支援するサウジ主導の連合軍の報道官は8日、サウジの民間施設や経済施設をフーシ派が攻撃した今回の事態は「危険」だと指摘した。

「連合軍は、このテロリスト民兵組織を牽制するために必要なあらゆる作戦措置を講じ、その敵対的な姿勢に断固として立ち向かう」とXに声明を投稿した。

報道官によると、フーシ派はアブハ、ハミス・ムシャイト、ジャザン、ナジュランの各都市にある標的に対して攻撃を仕掛けたという。

英紙フィナンシャル・タイムズは7日、サウジ国営石油会社サウジアラムコのジャザンにある石油施設が新たな攻撃を受け、被害状況の評価が進められていると報じた。ロイターはこの報道を確認できておらず、アラムコもコメントを出していない。

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