[北京 8日 ロイター] - 中国乗用車協会(CPCA)が8日発表したデータによると、8月の自動車輸出は伸び率が前月から鈍化したものの、複数のメーカーが過去最高を記録した。一方、低迷する国内市場では販売台数が11カ月連続で減少し、明暗が分かれた。
8月の乗用車輸出台数は前年同月比77.5%増の89万4000台だった。伸び率は7月の88.2%から鈍化した。
国内販売は23.7%減の155万台で、減少率は7月の21.1%から拡大した。
国内販売全体の64.7%を占める電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)の販売は10.1%減少した。7月の3.9%減からマイナス幅が拡大した。一方、同分野の輸出は154.7%増と、前月の147.8%増から加速した。
国内市場で低迷が続く中、各社は海外展開を強化しており、比亜迪(BYD)と吉利汽車は輸出台数が過去最高を更新した。
賽力斯集団(セレス)は44%急減した。国内の高級EV市場で激しい競争に直面する中、海外展開で出遅れたことで不利な立場に置かれている。
CPCAの崔東樹秘書長(事務局長)によると、今年の中国の自動車輸出台数は1200万台に達する見通し。30年には年間1800万─2000万台へ増加すると予想している。