[東京 8日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は小幅に続伸し、前営業日比0.07%(45円29銭)高の6万6445円13銭だった。朝方は円高と原油価格上昇が嫌気され、売り優勢で始まったものの、AI(人工知能)・半導体関連株物色が下支えする格好となり、一時は前営業日比0.59%(392円00銭)高の6万6791円84銭まで上昇した。しかし、新たな買いの手掛かりが見当たらず、中盤からは伸び悩んだ。東証プライム市場の騰落数は値下がり銘柄の方が多く、TOPIXはさえない動きとなった。
・前日の米国株式市場が休場で材料不足となる中、円高や原油価格上昇が圧迫要因となっている。
・だた、AI(人工知能)・半導体関連株に対する物色意欲は強い。韓国総合株価指数(KOSPI)が続伸歩調となったことも追い風となった。
・TOPIXは0.58%安の4102.05ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は3兆9579億0400万円。
・東証33業種では、値上がりは海運や鉱業、保険など16業種、値下がりはその他製品や精密機器、医薬品など17業種。
・個別では、日経平均に対する寄与度が大きいソフトバンクグループが大幅高となったほか、キオクシアHLDGが堅調となり、ファーストリテイリングもしっかり。半面、トヨタ自動車、イビデンなどが安い。
・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが430銘柄(27%)、値下がりは1070銘柄(68%)、変わらずは54銘柄(3%)。
<野村証券 ストラテジスト 澤田麻希氏>
「ドル/円相場がドルのサポートラインを突破し153円台に突入したことと原油価格上昇は日本株にとって重しとなる」
「続伸歩調となったKOSPIの動きが、日本の半導体関連株を刺激し、途中からの日経平均上昇に寄与した」
「GDP2次速報値は予想通り。このほか、手掛かりに欠くため、今日の後半は見送られる可能性もある」