中東カタールの企業がベネズエラの金採掘事業で人材を探している。
カタールに本社を置く企業UCCホールディングは最近の求人広告で、ベネズエラのゴールド部門で働くエグゼクティブ・ディレクターを募集している。「探査、未開発地の開発、選鉱くずからの資源回収、堆積物資源の開発プロジェクト、採掘活動、加工、ビジネス活動を含む、バリューチェーン全体を統括する」職務とのことだ。
UCCは、ベネズエラで空港建設に関連する4つの求人も出している。この会社がベネズエラでの金採掘や空港建設への投資をうかがわせる発表をするのは、これが初めてだ。
3月には、バーガム米内務長官が20社以上の鉱業・鉱物関連企業の幹部を伴ってベネズエラを訪問した。このときバーガムは、犯罪組織の関与が問題となっているベネズエラの鉱業部門への投資に関心を持つ企業に対し、ベネズエラ政府が安全を保証すると述べていた。
1月にマドゥロ大統領を拘束して以降、トランプ米政権はベネズエラへの関与を強めている。現在はロドリゲス大統領代行がベネズエラを統治しているが、ルビオ米国務長官が大きな影響力を持っているといわれている。
戦略国際問題研究所(CSIS)の報告書によると、ベネズエラの金埋蔵量は推定で2343トンに達する。しかし、ベネズエラでの金採掘に関心を示す国際企業はほとんどない。CSISの報告書が指摘しているように、ベネズエラで金資源開発を行う上では、物理面、法律面、安全面で大きな障害があるからだ。
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