Noriyuki Hirata
[東京 7日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は大幅に続伸し、前営業日比2.21%(1439円17銭)高の6万6460円11銭となった。前週末の米国市場で半導体株高となったことを好感した国内の関連株の上昇が指数を押し上げた。東証プライム市場では値下がり銘柄数が値上がり数を上回っており、TOPIXは相対的に上昇幅が限られた。全般的には米インフレへの警戒がくすぶり、模様眺めの側面も意識された。
・日経平均はアドバンテストとソフトバンクグループ、東京エレクトロンの3銘柄で1000円超押し上げ。
・日経平均の押し上げ寄与度上位10銘柄のうち、ファーストリテイリングを除く9銘柄がAI・半導体関連株。
・プライム市場では値下がり銘柄数が値上がりより多数。米インフレ動向を警戒する声も。
・日経平均は一時2.5%(1647円)高の6万6668円に上昇。
・TOPIXは0.62%高の4128.53ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は3兆9584億0100万円。
・東証33業種では、値上がりは海運や非鉄金属、ガラス・土石製品など17業種、値下がりはサービスやその他製品、水産・農林など16業種。
・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが683銘柄(43%)、値下がりは829銘柄(53%)、変わらずは43銘柄(2%)。
<りそなホールディングス 市場企画部ストラテジスト 武居大暉氏>
「(プライム市場で)値下がりが多く、相場全般は米インフレを警戒した様子見姿勢も」
「銀行や保険などは日銀の9月利上げを先んじて織り込んでおり上値が重い」
「短期的にAI株へのセクターローテーションもあり得るが、本格的な反転かは確信得られず」