[モスクワ/ロンドン 4日 ロイター] - ロシアのアルミニウム大手ルサールは4日、原料調達の強化に向けてインドネシアにボーキサイト・アルミナの複合施設を建設する計画を進めていると明らかにした。
この前日、インドネシアのプラボウォ大統領はロシアで開かれた東方経済フォーラムで、ルサールがインドネシア企業と共同で同国内に施設を建設する計画だと述べていた。
同社の担当者は「インドネシアのプロジェクトは、太平洋地域における当社の多角化戦略の継続を示すものだ」と述べた。
同社は、中国企業以外で世界最大のアルミニウム生産会社。西側諸国の制裁対象にはなっていないが、アルミ原料のアルミナについて外部供給業者への依存軽減を図ってきた。2022年には、ウクライナとオーストラリアからのアルミナ供給の約40%を失った。
インドネシアの金属業界関係者は24年、ルサールが同国内でのボーキサイト・アルミナ工場建設を再び検討しており、現地法人を登録したとロイターに明らかにした。
25年のルサールのアルミナ生産量は685万8000トンで、世界生産量の4.7%、同社のアルミナ必要量の85%を占めた。