[ハノイ 5日 ロイター] - ベトナム最高指導者のトー・ラム共産党書記長は5日、ハノイでミャンマーのミンアウンフライン大統領と会談した。防衛・安全保障協力を深化させ、同分野を2国間関係の柱に位置付けることで合意した。

ベトナム政府は声明で、両首脳が軍事訓練、若手将校の交流、捜索・救助活動、災害対応での協力を拡大するとともに、犯罪対策での情報共有や連携を強化することで合意したと明らかにした。

声明によると、ラム氏は会談で「ベトナムは国家発展、経済安全保障の確保、持続可能な成長の促進に関する経験を共有する用意がある」と述べた。

また、両国がいかなる個人や組織にも、一方の国の領土を他方に敵対する活動に使用させない方針を再確認した。

ミンアウンフライン氏はミャンマー大統領として初めてベトナムを公式訪問した。両者はハイレベル交流の拡大を通じて政治的信頼を強化し、既存の2国間協力枠組みをより有効に活用する方針を示した。

経済・貿易・投資関係の拡大でも合意し、ハイテク農業、食品加工、電気通信、情報技術(IT)、デジタル変革、エネルギー、輸送インフラの分野で機会を特定した。

声明によると、両首脳は東南アジア諸国連合(ASEAN)やメコン地域の枠組み内での連携強化も約束し、南シナ海における平和、安定、航行・上空飛行の自由への支持を再確認した。

ミンアウンフライン氏は4日、ベトナム北部にあるビンファストの電気自動車(EV)工場や通信大手ベトテルを視察し、技術・通信・産業開発分野でのベトナムとの協力拡大に対する関心を浮き彫りにした。

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