Max Hunder

[キーウ 6日 ロイター] - 米国のウィットコフ特使とトランプ米大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏は6日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)でゼレンスキー大統領と会談した。

ウィットコフ、クシュナー両氏は5日、ロシアの首都モスクワでプーチン大統領と3時間にわたり協議していた。

ウィットコフ氏は、モスクワで「新たなアイデアを聞いた」と述べたが詳細は明らかにせず、米国が仲介するウクライナ・ロシア間の新たな協議が「近く」発表されることに期待を示した。

ゼレンスキー氏は米特使らとの協議を「非常に中身のあるものだった」と評価し、ウクライナは3カ国協議に応じる用意があると述べた。また、ロシアが再びウクライナの送電網を攻撃するとみられる中、冬を前にウクライナへの防空装備の供与やエネルギー支援についても協議したと明らかにした。

ロシアのウシャコフ大統領補佐官は5日の会談を「非常に有益」だったと評した。ホワイトハウス当局者はロイターに対し、次のステップは今後数週間内に発表されると述べた。

ウィットコフ氏は6日、キーウで記者団に対し「モスクワで大きな進展があった」としたほか、ウクライナ側との協議に「非常に勇気づけられた」と述べた。

ウクライナでの協議は数時間にわたって行われた。同じくキーウを訪問中の英独仏の国家安全保障担当補佐官も最後の1時間の協議に加わった。米国とウクライナの協議は6日夜も続く予定。

協議の合間にゼレンスキー氏は、ウクライナに対する安全の保証や経済的な保証、戦後の「繁栄計画」の可能性について話し合ったと述べた。

また「この10─12カ月でわれわれはより強くなった」とし、米国と欧州もこれを認めていると語った。

ウィットコフ氏とクシュナー氏は和平交渉担当特使としてモスクワを数回訪問しているが、米国の交渉役としてキーウを訪問するのは今回が初めて。ウクライナ指導部は両氏の訪問を以前から求めてきた。

これまでの協議では、ウクライナ東部ドンバス地域の将来を含む主要な問題を巡り、双方の立場に大きな隔たりが残っていた。

ゼレンスキー氏は記者団に「ドンバスの問題はこの戦争そのものの問題だ」と述べた。

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