[香港 1日 ロイター] - 中国株式市場は、ほぼ横ばいで引けた。材料に乏しい中、安全志向が強まりディフェンシブ銘柄が上昇、軟調なハイテク株の影響を相殺した。

大引けの上海総合指数は前営業日終値比0.16%安の3979.89で終了。主力銘柄で構成するCSI300指数は0.29%安となった。

ハイテク株が相場の重しとなり、深セン証券取引所の新興企業向け市場「創業板(チャイネクスト)」総合指数は1.3%安、上海証券取引所の新興ハイテク企業向け市場「科創板」50指数は2.2%安。CSI半導体指数は3%下落した。

ディフェンシブセクターは買われて相場全体を下支え。CSI酒類指数は2.5%高、生活必需品セクターは1.2%高。銀行セクターも上昇しCSI銀行指数は1.9%高となった。

華宝証券のアナリストはリポートで「市場心理は慎重姿勢が続くと予想され、レンジ相場が続く可能性が高い」とし、市場は決算発表の端境期に入り、米中首脳会談の日程確認を待っている状況だと指摘。先週の連邦準備理事会(FRB)のウォーシュ議長のタカ派的な姿勢への転換により、投資家が金利見通しを見直していると分析した。

その上で「経済が緩やかな回復局面にとどまっていることを踏まえると、引き続きバーベル戦略が市場を主導する公算が大きい」と述べた。

香港市場ではハンセン指数が0.9%安の2万5329.73、ハンセンテック指数が1.5%安。

オンラインファストファッション小売りのシーインは上場初日に下落した。上場の遅れや競争優位性を損なった影響について懸念された。

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