[ベルリン 1日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた8月のドイツの製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は54.3と、前月の52.2から上昇し、速報値の54.1も小幅に上回った。新規受注の急増により、生産が2022年1月以来の高水準となった。

新規受注は3カ月連続で拡大した。企業は需要を押し上げた要因として、防衛支出やデータセンターの建設、在庫積み増しを挙げた。

供給面の圧力も強まった。供給業者の納期は3カ月ぶりの大幅な長期化を記録した。企業が供給の逼迫を受けて資材の確保を急いだため、購買活動は22年5月以来の高水準となった。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの経済アソシエートディレクター、フィル・スミス氏は、今回の回復は中間財部門が主導していると指摘した。供給が逼迫する中、予備在庫の積み増しが成長を一定程度支えていることを示していると分析した。

「今後1年間の生産を巡る企業の景況感は明確に改善し、中東紛争の開始以降で最も明るくなっている」と述べた。

雇用は引き続き縮小したものの、人員削減のペースは3カ月連続で鈍化し、23年9月以来の低水準となった。受注残は4カ月ぶりに増加した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。