Takahiko Wada
[東京 1日 ロイター] - 日銀が1日に発表した「債券市場サーベイ」の8月調査によると、債券市場の機能度に対する市場参加者の見方を示す機能度判断DIはマイナス12となった。5月の前回調査(マイナス16)を上回り、マイナス圏ながら2015年8月調査以来の高水準となった。日銀の国債買い入れ額が段階的に減る中で、市場機能の改善が続いている。
調査期間は8月3―7日。日銀の国債売買オペ先や大手機関投資家など77社を対象に調査した。機能度判断DIは機能度が「高い」と答えた割合から「低い」と答えた割合を差し引いた数字で、マイナスの数字が大きいほど市場機能が低下していると判断している市場参加者が多いことを意味する。
金利見通しは前回より上方にシフトした。長期金利の指標となる10年債利回りの中央値は、26年度末が2.95%(前回は2.65%)、27年度末が3.00%(同2.70%)、28年度末も3.00%(同2.70%)。