Hiroko Hamada

[東京 1日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に続落し、前営業日比0.15%(96円59銭)安の6万6215円34銭で取引を終えた。前日の米市場で原油高・金利高となったことを嫌気した売りが先行。朝方は軟調な展開となったが次第に下げ渋り、プラス転転換する場面もあった。バリュー(割安)株を物色する動きもみられ、TOPIXは小幅高となった。

日経平均は前営業日比0.64%安でスタートした後、下げ幅を広げ、序盤に1.11%(735円)安の6万5576円61銭まで下落。その後は下げ幅を縮小し、プラスに転じる場面もあった。日経平均は下げ渋った後は小幅高でもみ合う場面もあり、底堅さは確認されたが、どんどん水準を切り上げる展開にはならなかった。

物色面ではバリュー株が堅調で、電力株や商社株などの上げが目立った。AI(人工知能)・半導体関連株はまちまちの動きとなった。

債券市場では、長期金利が約30年ぶりに3%の大台に乗る場面があった。

いちよし証券の投資情報部・銘柄情報課課長、及川敬司氏は「金利が上昇すると株式に対する要求リターンも高まるので、金利高自体は嫌気されやすい。ただ、足元は売りが強まる展開ではなく底堅い印象もある」と話す。堅調な企業業績を背景に、売り圧力は限定的となっているという。

目先については、「AI・半導体株の積極的な買いが一巡しているため、指数は上がりにくい。日経平均は横ばい圏の推移が続くとみている」(及川氏)という。

TOPIXは0.62%高の4181.86ポイントで取引を終了、9日続伸となった。東証プライム市場指数は前営業日比0.62%高の2156.66ポイントだった。プライム市場の売買代金は7兆5016億5300万円だった。

東証33業種では、電気・ガス、鉱業、石油・石炭製品など26業種が値上がり。サービス、非鉄金属、小売など7業種が値下がりした。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が続落し、1.47%安の800.09ポイントだった。

個別では、スクウェア・エニックス・ホールディングスが大幅高。電力株も買われ、九州電力、東京電力ホールディングスが大幅上昇した。メガバンク株は、三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループが小幅高。

半導体関連では、東京エレクトロン、アドバンテストが下落。キオクシアホールディングスは買われた。

プライム市場の騰落数は、値上がり845銘柄(54%)に対し、値下がりが662銘柄(42%)、変わらずが49銘柄(3%)だった。

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 66215.34 -96.59 65885.47 65,576.61

─66,525.70

TOPIX 4181.86 +25.57 4137.12 4,132.24─

4,196.87

プライム市場指数 2156.66 +13.20 2131.01 2,131.01─

2,164.26

スタンダード市場指数 1733.37 +0.79 1728.61 1,727.47─

1,737.09

グロース市場指数 1022.30 -14.51 1033.16 1,018.07─

1,036.10

グロース250指数 800.09 -11.95 809.13 796.56─81

1.76

東証出来高(万株) 227826 東証売買代金(億 75016.53

円)

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