そもそも「オーラルたばこ」とは?

情報交換会ではまず、口腔内で使用される製品のカテゴリーの違いについて説明があった。

例えば、北欧で古くから使われてきた「スヌース」は、湿潤なたばこ葉を含んだパウチを口の中に入れて使用する製品だ。

一方、BATが日本で展開する「モダン・オーラルたばこ」は、加工したたばこ葉を使った白いパウチ型の製品。見た目や使用方法が似ている「ニコチンパウチ」は、たばこ葉を含まない点が異なる。

ほかにも、ビンロウなど、たばこを含まないものもある伝統的なオーラル製品が存在する。

こうした製品は、原材料や製造方法、法的な位置づけが異なる一方、「かみたばこ」「無煙たばこ」「オーラルたばこ」「ニコチンパウチ」など、似た名称で呼ばれることも多いという。

BATは、製品ごとの違いを正しく理解してもらうことが、カテゴリーへの理解を深める上で重要だと説明した。

火も専用デバイスも使わない

モダン・オーラルたばこは、パウチを歯茎と頬の間に挟んで使用する。

使用時間の目安は最大30分程度。火を使わず、加熱もしないため、煙や灰が発生せず、加熱式たばこのような専用デバイスも必要ない。

BATは、周囲に煙を排出しないことから、受動喫煙が生じないことも特徴として挙げた。

一方で同社は、たばこ・ニコチン製品にリスクがないわけではないとも説明。「たばこ・ニコチン製品の使用に伴う健康リスクを避ける最善の方法は、使用を開始しないこと、または完全にやめること」との考えを改めて示した。

BATが説明した「ハームリダクション」