Eduardo Baptista

[北京 31日 ロイター] - 中国の裁判所は、オランダに本社を置く半導体メーカーのネクスペリアと傘下の装置部門が保有する最大21億4000万元(約3億ドル)相当の資産を凍結した。同社の中国の親会社でエレクトロニクス大手のウィングテック・テクノロジーが起こした訴訟に基づく措置。

ウィングテックは昨年、オランダ当局によってネクスペリアの支配権を剥奪された。この紛争は中国とオランダの関係を悪化させ、自動車や家電製品に使われる半導体の世界的な供給を脅かした。

今回の中国裁判所の措置は、ネクスペリアの支配権奪還を目指すウィングテックにとって有利な展開だが、ネクスペリアの経営陣交代を意味するものではなく、より広範な所有権を巡る争いを解決するものでもない。

ネクスペリアは裁判所が課した措置について「日常業務、経営、事業継続に影響を及ぼさない」とした。

ウィングテックは5月、ネクスペリアと同社幹部3人を提訴。被告らがオランダの「差別的な」規制を実行したと主張し、80億元の損害賠償を求めた。

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