[ドバイ 31日 ロイター] - カタールの2026年第1・四半期国内総生産(GDP)は前年同期比7%のマイナス成長となった。前期比では7.9%減。中東紛争長期化に伴うエネルギー生産の急減が響いた。

世界有数の液化天然ガス(LNG)輸出国であるカタールでは生産に大きな混乱が生じており、紛争による打撃が最も大きい経済の一つとなっている。

・公式統計によると、第1・四半期GDPは1708億リヤル(469億ドル)、前年同期改定値は1837億リヤルだった。

・主にエネルギー生産から成る鉱業・採石部門の活動は25.8%減の490億リヤルで、第1・四半期GDPの最大の押し下げ要因となった。同部門は経済の約3分の1を占めた。

・6カ月前の紛争開始以降、カタールはガス販売で240億ドルを失った。25年の経済データを用いたロイターの試算では、国民所得のほぼ5カ月分に相当する。

・GDPの約71.3%を占める非鉱業・採石部門の活動は、前年同期比3.5%増の1218億リヤル。

・非鉱業部門では宿泊・飲食サービスが同12%増と最も伸びた。

・運輸・倉庫は13.8%減、製造業は8.1%減で最も低調だった。

・湾岸地域の航空各社は紛争初期に大きな混乱に見舞われたが、徐々に路線網を回復している。

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