Florence Loeve
[31日 ロイター] - フランス中道右派の指導的人物として知られるエドゥアール・バラデュール元首相が死去した。97歳だった。ルコルニュ首相が31日、Xを通じて発表した。死因については明らかにされていない。
1986年、社会党のミッテラン大統領と中道右派のシラク内閣というコアビタシオン(保革共存)政権で経済・財務・民営化担当相に就任。国有銀行の再民営化などを推進した。
93年にミッテラン氏によって首相に任命され、民営化政策を拡大。しかし、シャルル・ド・ゴールを生涯にわたり敬愛していた彼は、自由市場や米国による無制限な影響力に対して警戒心を持ち続け、同年には「市場とは何か? それは弱肉強食の法則、自然の法則である。そして文明とは何か? それは自然に対する闘いである」と訴えた。
95年の大統領選挙ではかつての盟友だったシラク氏と対立し、第1回投票で敗退した。