Atsuko Aoyama
[東京 31日 ロイター] - 正午のドルは159円後半と、160円前半で推移していた朝方からドル安/円高の水準で推移している。週末のウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長発言後のドル買いがやや巻き戻された。米国による9月利上げの有無を巡っては今後の経済指標次第で、ウォーシュ氏の発言だけでドルが160円超の水準で上昇が加速するほどのインパクトはないとの声が聞かれた。
・FRB議長発言後のドル買いの巻き戻し、159円後半に軟化
・今後のドル/円の方向性は米国の指標次第との声
・ベセント米財務長官の発言には反応限定的
・ドルが直近高値を上抜けるまで円買い介入の可能性低いとの見方
<りそな銀行資金証券部市場トレーディング室の広兼千晶氏>
「ウォーシュ議長の発言は(インフレ抑制に対する)ファイティングポーズを示すことが大事だったのではないか。1カ月前と状況が変わったかという点では疑問だ」
「フォワードガイダンスのようなものを示す必要があったとみており、実際に米国で9月の利上げが行われるかはまだ指標をみないと分からない」
「ドルが160円を超えたからすぐに為替介入に出るのではなく、温存するのではないか」