David Lawder

[アッシュビル(米ノースカロライナ州) 30日 ロイター] - ベセント米財務長官は30日、世界的な不均衡を縮小し、中国に輸出主導型から国内消費主導型への経済転換を促す取り組みの一環として、20カ国・地域(G20)諸国に中国との貿易条件の見直しを働きかける考えを示した。

G20財務相・中央銀行総裁会議に先立ち、ロイターのインタビューに応じた。米国の直接的な対中貿易収支は「急速に改善している」ものの、現在のような中国からの輸出の洪水は持続不可能だと述べた。

「世界は1兆2000億ドルの貿易黒字を抱える中国を受け入れられない」とし、「中国経済はかなり弱く、輸出によって苦境を脱しようとしている。中国は経済をリバランスする必要がある」と語った。

また、米国は高関税のほか、自動車を含む一部中国製品の全面禁輸措置によって中国の輸出品の多くから自国経済を遮断してきたとし、その結果、中国は輸出を欧州や中南米など他地域に振り向けていると指摘した。

中国が輸出依存から脱却し、慢性的に弱い内需を強化する動機付けを与えられるかどうかは他の国々次第だとし、「世界の他の国々は対中貿易条件を検証しなければならない」と述べた。

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