Ziyi Tang Selena Li
[北京/香港 28日 ロイター] - 中国の大手国有銀行5行が発表した2026年1─6月期決算は前年同期比で3─5%の増益だった。景気減速によって融資需要は低調だったものの、満期となる定期預金が低い金利に切り替わったことで、預金コストが低下した。4行の純利益の伸び率は22年以来、交通銀行は23年以来の高水準となった。
中国工商銀行は純利益が3.3%、中国銀行は5.1%、中国農業銀行は4.9%、中国建設銀行は4.6%、交通銀行は4.0%いずれも増えた。
中国工商銀行と交通銀行で26年4─6月期に純金利マージンが横ばいだったのに対し、他の3行では小幅に上昇した。不良債権比率は3月末から6月末にかけて、農業銀行、中国銀行、交通銀行ではいずれも横ばいで、中国工商銀行と中国建設銀行はいずれも1.29%に低下した。
7月の新規融資はマイナスとなり、融資需要の低迷が続く。中国経済の成長率は4%程度と低調で、持続的な回復は見込まれていない。