Howard Schneider Ann Saphir
[ジャクソンホール(米ワイオミング州)28日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のウォーシュ議長は28日、米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で講演し、基調的なインフレ率が目標の2%に向かっていると確信できなければ、FRBには「やるべき仕事がある」と述べた。金融環境が引き締め的とは言い難いとの認識を示すとともに、物価上昇圧力の抑制に向けて追加利上げが必要となる可能性を、これまでで最も明確に示唆した。
ウォーシュ議長は「基調インフレ率が目標に向かって明確かつ十分な速度で進んでいると確信できなければならない。そうでなければ、われわれにはやるべきことがある。それがわれわれの仕事かつ使命であり、果たすべき責務だ」と述べた。
最近のデータは「基調的なトレンドが有意に改善したことを示していない」とも指摘した。
同時に、利上げの時期については言及せず、今回の発言を「フォワードガイダンス」と受け取るべきではないと強調した。
また、最大雇用と物価安定という「二大責務を達成するために、短期金利が主要な政策手段だ」との認識も示した。