Anhata Rooprai
[27日 ロイター] - 米半導体メーカーのマーベル・テクノロジーは27日、2027年度と28年度の売上高見通しを引き上げた。ただ、上方修正は小幅にとどまり、人工知能(AI)半導体に関するグーグルとの大型契約で早期に成長が加速すると期待していた投資家の失望を誘った。
マーベルの株価は引け後の時間外取引で6%超下落した。
同社は先週、アルファベット傘下グーグルのカスタム半導体開発を支援する契約を結んだ。33年度までに1200億ドルの売上高をもたらす可能性があるほか、グーグルに最大122億ドル相当のマーベル株を取得する権利を付与した。
マーベルは27年度の売上高を45%増の約120億ドルと予想。データセンター事業の売上高増加を背景に、従来見通しの約115億ドルから上方修正した。28年度の売上高見通しは従来の約165億ドルから約180億ドルに引き上げた。
マット・マーフィー最高経営責任者(CEO)は決算発表後の電話会見で、グーグル関連の売上高が28年度の見通しにより大きく貢献すると見込んでいない理由を問われ、同年度までのカスタムチップ売上高見通しにはその一部が既に含まれていると説明。29年度にはさらに大幅に寄与する見通しだと述べた。
第2・四半期の売上高は37%増の27億4000万ドルで、予想の27億1000万ドルを上回った。調整後1株利益は0.94ドル。予想は0.92ドルだった。