Dan Burns
[27日 ロイター] - 米労働省が27日発表した8月22日までの週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は20万3000件と、前週比4000件減少した。2週連続の減少で、労働市場が安定していることを示唆する内容となった。これにより、米連邦準備理事会(FRB)はインフレ抑制に注力する余地を得られるとみられる。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は20万8000件だった。
申請件数は今年の18万9000─23万件のレンジの下限付近で推移しており、採用ペースが鈍化しているものの、レイオフ(一時解雇)は依然として少ないことを示している。米国の失業率は先月に再び低下して4.1%となり、歴史的な低水準にある。
ジェフリーズの米国担当チーフエコノミスト、トーマス・シモンズ氏は「失業率を安定させるために必要な水準に見合ったペースで、民間部門の雇用が緩やかに、着実に創出されている。企業は主に退職者の後任として労働者を補充しており、それを上回る緩やかな雇用者数の増加ペースは、労働力人口の緩やかな伸びと整合している」と述べた。
8月15日までの週の継続受給件数(季節調整済み)は前週比1万8000人減の177万8000人となった。継続受給件数のデータは、8月の雇用統計の調査対象となる。