[ハノイ 27日 ロイター] - ベトナムのレ・ミン・フン首相は、同国に投資する中国企業に対し、人工知能(AI)、5G、半導体を含む、より質の高い技術主導型の事業へと軸足を移すよう呼びかけた。
• 政府が27日発表した声明によると、フン氏は中国企業に対し、鉄道網、物流、クリーンエネルギー、およびAI、半導体、5G、ビッグデータなどの先端技術分野で、ハイレベル合意を具体的なプロジェクトへと転換するよう促した。
• ベトナムにおける中国の5GおよびAI分野への関与は議論を呼んでいる。西側諸国は、安全保障上の懸念から中国製技術を排除するよう繰り返し働きかけている。
• ベトナム政府は最近、中国製5Gに対する姿勢を転換し、華為技術(ファーウェイ)およびZTEとの間で通信網構築に関する契約を締結した。ベトナムは2020年、この中国2社の5G機器を使用しないと約束する米政府主導の構想に参加していた。
• フン氏は26日、ハノイで中国人投資家に対し、協力の次の段階においては、投資の額ではなく、その質と影響こそが重要だと強調。「中国企業はベトナムを長期的な投資・生産・事業拠点として捉え、同時により先進的な技術をもたらすべきだ」と訴えた。