[上海 25日 ロイター] - 中国・香港株式市場はほぼ横ばい。中東情勢を注視しつつ、今週後半に開催される年次経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」をにらみ、様子見ムードが強かった。

上海総合指数は0.2%高、主力銘柄で構成するCSI300指数は0.2%安で終了。慎重な投資家心理を反映し、A株の売買代金は1兆8300億元(2722億ドル)と4月7日以来の低水準となった。

深セン総合指数は0.3%上昇、深セン証券取引所の新興企業向け市場「創業板(チャイネクスト)」総合指数は1%下落、上海証券取引所の新興ハイテク企業向け市場「科創板」50指数は0.1%上昇した。

ジャクソンホール会議では、ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長が初めて登壇する。市場は、最近の金利上昇や中銀の独立性に関し、どのような見解が示されるか注目している。

イランを巡っては、トランプ米政権が、2次制裁の強化を打ち出し、イランは抵抗姿勢を示している。

こうした中、ヒト型ロボットメーカー、宇樹科技(ユニツリー)の株価は、5倍超の急騰を演じた上場初日から一転、約45%下落しており、バブルリスクや個人投資家の損失、中国の新規株式公開(IPO)制度の欠陥を巡る懸念が高まっている。

香港市場のハンセンテック指数は0.1%下落。

モルガン・スタンレーのアナリストは「9月中旬に向けて潜在的な材料に注目している」と指摘、習近平国家主席の訪米を前にした米中関係の改善、中国による追加的な財政刺激策への期待、香港上場の大手クラウド事業者や大規模言語モデル開発企業による人工知能(AI)関連の最新情報などを挙げた。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。