[香港/台北 25日 ロイター] - 中国南部では25日、台風19号(ナーラ)による豪雨で洪水被害が拡大し、国営テレビによると、広西チワン族自治区は計5万4000人に避難を指示した。
台風19号は数日間にわたりトンキン湾に停滞し、広西チワン族自治区、海南省、広東省に大雨を降らせている。
国営メディアによると、ベトナムの一部と中国南部は26日まで大雨が続く見通しで、広西チワン族自治区、広東省、海南省、福建省の一部では猛烈な雨が予想されている。
広西チワン族自治区崇左市は、水位が2008年の過去最高を超え、1万5000人以上を避難させた。
<台湾に台風18号接近>
一方、中程度の台風18号(ソウデル)は、台湾北部に向かって進んでいる。
台湾気象当局によると、27日夜から28日にかけて台湾の北を通過し、北部に雨を降らせると予想されている。勢力は徐々に弱まり、暴風域は縮小する見込みだが、台風による降雨の影響、時期や程度については不確実性があるとした。
台湾南部の台南市と高雄市では、熱帯低気圧による豪雨で1人が死亡、4人が行方不明になっている。
台風18号は、27日夜から28日早朝にかけて中国南東部福建省の沿岸を直撃すると予想されている。