Nora Buli
[スタバンゲル(ノルウェー) 24日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長は21日、戦略石油備蓄の追加放出については現時点で協議していないとロイターに述べた。
ビロル氏はノルウェーで開かれたエネルギー会議の合間に、IEAが戦略石油備蓄の2回目の放出について検討しているかとの質問に対し、「当面は検討していない」と言及。IEAは市場を「非常に注意深く」注視し続けており、3月に行った4億バレルの放出後も戦略備蓄の80%が残っていると明らかにした。
天然ガスに関しては、透明性プラットフォーム「AGSI」のデータで欧州の現在のガス備蓄水準が約62%にとどまっていることに懸念を表明。「備蓄は過去の平均を下回っており、われわれは依然として中東からのガス供給に期待している。同時に欧州はロシア産ガスの輸入停止を約束している」とし、「欧州に厳しい冬が訪れた場合、いくつかの課題に直面する可能性がある」と述べた。
欧州連合(EU)は12月1日までに備蓄率を80%まで引き上げることを目標としている。