Christina Amann

[ベルリン 21日 ロイター] - ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のオリバー・ブルーメ最高経営責任者(CEO)は21日、自動車業界の問題は今後数年でさらに深刻化すると社内メモで警告した。同社の再編計画を巡って数週間にわたる重要な協議に臨む予定で、欧州最大の自動車メーカーとしての存在を維持するためには大幅なコスト削減が必要だと力説した。このメモをロイターが確認した。

VWは過去最大規模とされる再編を進めており、追加で5万人の人員削減や一部事業部門の分社化に至る可能性もある。

ブルーメ氏は23日の週に現在の事業再生計画の下で存続が危ぶまれている工場を視察する。同氏は同社の間接費が同業他社よりも30%超高いままであると指摘し、競争力を維持するためにはこの問題に対処しなくてはならないと付け加えた。

同氏はドイツ国内のエムデン、ハノーバー、ツビッカウ、ネッカーズルムの4工場について、2030年代においても競争力のある稼働率に達しない見込みだが、具体的な工場閉鎖についてはまだ決定されていないと強調した。

事情に詳しい関係者によると、VW監査役会は9月4日に会合を開き、事業再生計画について議論する予定だ。

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