Idrees Ali

[ワシントン 21日 ロイター] - 米軍向け新聞「スターズ・アンド・ストライプス」のエリック・スラビン編集長は21日、命令に従わなかったことを理由に解雇されると明らかにした。ロイターの取材では、米国防総省が同紙の幹部らに解雇通知を送ったことも分かった。

スラビン氏は声明で「通知によると、軍人向けニュースの検閲は、私にとって越えてはならない一線になるとCBSのインタビューで発言したことが解雇の理由だ」と説明した。

ロイターが確認した職員宛ての電子メールによると、同紙の欧州・中東支局長ウィリアム・ギャロ氏は、長年発行人を務めてきたマックス・レデラー氏と別の記者1人も解雇通知を受けたと明らかにした。

ギャロ氏は「今後がどうなるのか、われわれ全員が疑問を抱いている」とした上で「われわれは法的な責務に従い、独立した報道を続ける」と記した。

レデラー氏は9月末に退職する予定だった。同氏は今週、退職を発表した電子メールで、国防総省が同紙について、自身とは異なる新たな構想を持っていることは明らかだと記していた。

同紙で中東を担当していたララ・コルテ氏は21日、交流サイト(SNS)への投稿で、解雇されたと明らかにした。自分は国防総省ではなくスターズ・アンド・ストライプスのために働いているとCBSニュースに語ったためだ主張した。

国防総省はコメント要請に応じていない。

スターズ・アンド・ストライプスは世界各地の米軍人にニュースを提供している。国防総省から資金提供を受ける一方、歴史的に編集上の独立を維持してきた。しかしヘグセス長官が率いる国防総省は同紙への統制を強めようとしている。

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