[ブラジリア 21日 ロイター] - ブラジルのルラ大統領は21日、トランプ米大統領と電話会談し、米国が最近発動した関税措置について協議した。
ブラジル政府によると、ルラ大統領は、解決に向けた最善策は交渉と強調。トランプ大統領はこれに対し、両国の当局者が早期に会合を開くことを提案した。
またルラ大統領は、関税措置が両国経済に悪影響を及ぼすとの認識を示したほか、米国が対ブラジル関税措置を正当化する根拠として挙げている疑惑には根拠がないと主張した。
米通商代表部(USTR)は7月、トランプ大統領の指示により、通商法301条に基づく最終措置として、一部のブラジル製品に25%の関税を課すと発表。さらに、強制労働で生産された製品の輸入禁止措置を十分に講じていないとして、ブラジルを含む数十カ国からの輸入品に対し12.5%の追加関税を課した。
ブラジルはこれまでに、米国の関税措置は「不当」として、世界貿易機関(WTO)の紛争解決制度に基づき米国との協議を要請した。