[21日 ロイター] - LSEGリッパーのデータによると、世界全体の株式ファンドは8月19日までの1週間で220億1000万ドルの買い越しだった。堅調な企業業績への期待から、週間流入額は7月29日までの週以来、3週間ぶりの大きさだった。ただ、国債利回りの上昇や原油価格の高止まり、インフレ懸念の再燃が株式の評価への圧力となり、今回のデータ期間後に市場で売りが広がった。
LSEGによると、MSCIワールド・インデックスを構成する企業の約9割が四半期決算を発表し、全体の純利益が前年同期比39.7%増となったことから、好調な業績に対する楽観的な見方が続いていた。
地域別では、米株式ファンドは117億2000万ドルの買い越し。欧州株ファンドは47億ドル、アジアは29億6000万ドルそれぞれ流入した。セクター別ファンドでは、テクノロジーが15億5000万ドルの買い越しに転じた。貴金属ファンドは5億3600万ドルの流入。
一方、金融セクターは15億9000万ドル流出した。一方、債券ファンドは154億2000万ドル買い越し、20週連続での流入となった。
マネー・マーケット・ファンドは37億1000万ドルと、3週間ぶりの低水準。
新興国市場の株式ファンドは15億7000万ドルの流入。債券ファンドにも4億9300万ドル流入した。